エリザベス
ケイト・ブランシェットは気高く、高貴な役どころやったらピカ一だな!
(そこに冷たさが必要ならティルダ・スウィントンで。)
ジェフリー・ラッシュおじさま、おっかなかっこいい。
ジェフリーは英国王のスピーチでも王様救ってるから、まったくもって英国王室になくてはならない存在に。(エア)
そしてまだ熟する前のダニエル・クレイグはこの頃から被拷問キャラ。
ロバート役のジョセフ・ファインズは、あーんどっかで観たなと既視感バリバリだったら、恋に落ちたシェークスピアとか、昨今だとヘラクレス(@劇場)で観たっけ。
一番テンション上がったのはヴァンサン・カッセルのご登場。
女装もかなりパンチ効いてた、ヴァンサンの開き直った女装は素晴らしい。
映画の内容としては、おそらく概ね史実に忠実な内容だと思われ、局所的歴史のお勉強になる。
女王ってそんなに簡単に城内の男とイチャつけるんだとか、それが周知の事実でいられるんだとか、他国の外交官がやすやす入り込めてさらには面前で女王を口説きにかかるのかとか、現代ならもっとアンタッチャブルな存在じゃないかと思われるような新鮮な驚きの連続で楽しい。
流れとしては、ブーリン家の姉妹のアン・ブーリンが産んだ娘エリザベスが成人して即位〜初女王(ヴァージン・クイーン)宣言という内容なので、ブーリン家〜を観てからだと納得感も大きいかもしれない。(ただしブーリン家〜は色恋がメインだけど)
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勝手に総合:70点
英国王はジェフリーが救う度:★★★★★
ロバートの目の間隔が狭い度:★★★★☆
ヴァンサン・カッセルのフランス代表度:★★★★★
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