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ナショジオで放送してるカリスマドッグトレーナー、シーザー・ミランの番組をよく見ている。
「ザ・カリスマドッグトレーナー~犬の気持ちわかります~」とか「ザ・カリスマドッグトレーナー~犬の里親さがします~」とか、「シーザー・ミランの愛犬レスキュー」とか。
とある飼い主が、こう言っていた。
「犬は自尊心が低い人にいい」
「あらゆることを与えてくれ、何も求めない」と。
何も求めないことはないと思うけど、実際に犬を飼ってみて「自尊心が低い人にとっていい」という言葉には頷けた。
犬は、飼い主や家族が大好きで、ピュアな愛情でぶつかってくる構ってちゃんで、甘えん坊だ。
そこをちゃんとシーザーがやるように躾けて、また人間がしっかりリーダーシップをとれれば類まれなパートナーになれる。
シーザーの目指す理想な関係は築いていないとしても、犬は、あんまりにも人間が大好きだから、「ああ私がいないとダメなんだな」と思わせられる。
ここがキモで、自尊心が低くても、自分は必要とされていると感じることができる。
ひとりぼっちの人にもいい、自分が必要とされているだけで充実感を得られる。
だから、自尊心が低くて寂しがり屋の私は圧倒的に犬派なんだろう。